伝え聞くところによるとFF11でキャラ作成時に好きな鯖を
選択できるようになるらしいですね、時代ですなぁ・・・
■サポートジョブを得てさらに広い世界を垣間見るの巻(2003年頭頃)
今や十代の修行場といえば砂丘ですが芝が駆け出しの頃は
タロンギやシャクラミの地下迷宮にブブリムとコルシュシュ側
でもそれはそれは賑わっていたものです。
マウラでレベリングPT募集のシャウトなんてのもざらでした。
レッドロータスとスマッシュを武器にタル戦士Shibanも連日
パーティーを組んで芋虫にダルメルにゴブリンを殴る日々、
いつしかLv.17になりいよいよサポジョブ目前に。
ウィンダスの冒険者は必然とマウラ側でサポジョブクエを
受ける時代だったので芝も先輩冒険者から情報を仕入れて
Lv.15あたりからアイテム集めをしてきました。
普通にブブリムでレベル上げをしていて「ウサギの尻尾」を。
マウラで誘われたPTの皆さんの好意のおかげで「ダルメルの唾液」を。しかし最後に残った「血染めの衣」こいつを落とすのがそう・・・
Bogyいまでもこの名前をタイプすると胸に去来する感情が。
はじめてマウラを目指して歩いていた時に海岸に迷い込んで
しまい不運にも出会い、一方的に殺された衝撃的な初遭遇。
その出会いからレベルは4つほど上がっているもののとても
勝てる気がしない芝はその日もマウラでPT誘われ待ち。
すると突然シャウトが。
「血染めの衣ほしい方いますか?30分だけお手伝いできます」ぶっとびましたとも、ええ(笑)
きっとこのときほどテルを慌てて打ち込んだことはないでしょう。
快い返事をもらってマウラ入口でPTを組むと彼はHPの桁が違う。
見てみるとナイトLv.55。この時の衝撃的な印象といったらもう、
はじめて見るナイト、はじめて見るレベル30以上の人、そして
眩しく映るはじめて見る鋼鉄銃士鎧・・・正直震えました。
こんな高レベルの人がなんでここにと不思議に思い尋ねてみると
「限界突破クエスト2」という難しいクエがあって、それを攻略する
ことができないとこれ以上レベルが上がらないらしい。
今夜それに挑戦するのだけどまだ人がぜんぜんそろっていない
ので集まるまでここで釣りをするつもりだったとの事。
「そのクエ何人でやるんですか?」と訪ねた芝に彼はさらっと
「えっと、確か主催者は30人くらいと言ってたなぁ」と言った。
開いた口が塞がらなかった、聞く話全てが雲の上の出来事で。彼は芝の問いかけに丁寧に答えてくれながら次々とBogyを倒す。
芝が必死に斬り付けてもBogyのHPバーを数ミリも減らすことが
できなかったのに彼の剣はほんの数撃で打ち倒してしまう。
そして4匹目のBogyから血染めの衣は出た。
震える手でロットインして衣が自分の鞄に転がり込んできた時、
芝はFFをやっていてはじめて泣きそうになったのを覚えている。
彼に必死にお礼を言ったがしばらく反応が返ってこなかった、
どうも他の人とテルで話しているようだった。
しばらくして彼に反応が戻った、芝に拍手のエモをしてくれた
Lv.55のナイトは最後にこう話してくれた。
「おめでとうございます、ギリギリ出てよかったです。」
「行かれるのですか?」
「はい、思ったより早く皆集まりそうだと今テルがきました」
「本当にありがとうございました」
「いえいえ、ではジュノへ戻ります。頑張ってください」
「ジュノ?」
「ええ。Shibanさんもいずれ来ることになりますよ、だって・・・」
「?」
「ジュノはすべての冒険者が集う国ですから」彼はそう言ってデジョンを唱え消えた、
この出来事の翌日、芝はLv.18となりサポジョブを手に入れた。
戦士のサポとしてモンクやシーフを鍛えたいしソロ行動用に
白と黒の両魔導士もやってみたい・・・・・・でも、このときの芝の
頭の中にはそういった目前の目標よりも「ナイト」というジョブ、
そして「ジュノ」という国の名前が大きな憧れとして輝いていた。
いつか西サルタバルタで見た満天の星空の光よりも強く。
それはまだ海をいまだ越えず三大強国の残り二国も知らない頃の話・・・